2009年4月12日日曜日

あいつの行く手に茜と山査子の棘があるように!

吸血鬼と言えば腕力!
(↑おや?)
―とは言ってもヒロインの武器がスレッジハンマーってどうよ?
←しかも、とあるルートでは無反動砲持ってくるし…。
だが、そこがいい!
えと、これってカール・グスタフ?
(違ってたら恥ずかしいなぁ…)
ん~何か違うかもしんない(汗)
まあ、これで装甲車を吹っ飛ばして登場するシーンが大好きだったっていいたいだけなんですけど…
もっと、かーいいグラフィック持ってきたほうが良かったかにゃ?
でもでも、モーラらしいショットだと思うのですよ。
(以下、「ヴェドゴニア」に関するネタバレがあります。)

はい、今回のマイふぇいばりっと萌えキャラはモーラ
(―と言われてスライムとかと一緒に売ってた玩具を思い出す私は昭和49年生まれ。)
自身もダンピールで、外見は少女だが、実年齢は二十歳近い。
なにその萌え設定。
冷静沈着冷酷非情な吸血鬼ハンターだが、主人公をなんとか日常へ帰したいと努力し、今まで救った人々の笑顔を思えば頑張れると語るなど、本質は心優しい。
もちろん、女性として成熟していく幼馴染ヒロインに嫉妬したり、半吸血鬼としての自分を嫌悪するあまり敵を滅多打ちのオーバーキル状態にして虚ろに笑ったりという病んだ一面も装備している。
そうこなくっちゃ!
正ヒロインとしてルートを進めると半吸血鬼として迫害されてた過去とかが明らかになり、「私が悪いんだよね…」(大意)と苦悩する様は正直萌え
我ながら業が深いというか…すいません、人間としてどうかと思います(笑)

相棒のフリッツは実の兄で、妹萌えのあまり闇の道にはまりこんだ漢の鑑。(←何その解説?)
他のルートでは縁の下の力持ち的役割だが、モーラルートでははっちゃけたあげく、予想通り妹に殺される。本望だっただろう(笑)
死の前に、モーラをドレス姿に着替えさせるという功績を残した。

私的モーラ最萌シーンはエンディング。
いきなりの「十年後…」にも度肝を抜かれたが、雪の中、死んだフリッツそっくりの暗い表情になった主人公をみて苦悩する所が萌えます
自分が眩しいと感じ、憧れた優しい笑顔を、自分の側にいるために彼は捨ててしまった…って事ね。
そう、何もかも手に入れるハッピーエンドもいいんだけど、こういうのも好みなんですよね~業が深い
んで、その後、主人公が後ろからモーラを抱きしめて(「小さな家を買って…」的な)夢を語り、彼女もまどろむような表情になるラストシーンは泣ける!おろろーん!
あー幸せになって欲しいんだけどなぁ…。(←悲劇エンドに萌えておいて今更何を?)
それにしても、ここ数年ちっちゃいキャラばっかりに萌えてる自分はもうダメなのかもと(笑)
パッケージイラストにも登場しているヴェドゴニアの顔的キャラですが、ワタクシ的には期待通りに萌えさせてもらいました、という感じです。
余談&偏見ながらGARNET CROWの「夢みたあとで」が似合いそう。
”時が経つことに怯えて泣いてた
 変わりゆく人の心に
 望まなければ失わないのに
 求めずにはいられないよ
 どんな未来がこの先に会っても”
―の辺りと、
”舞い上がって旅立って
 遠くまで来たな”
―とか。MAD作りたいくらいなんだけど、素材が少ないからな…
…いや、それ以前にセンスがないんですけど!失礼!