2009年6月2日火曜日

全ては萌えで出来ている…のか?

ライトノベル。
その魅力とわ?

まあ、定義論をぶちはじめるとキリがなくなるので避けたいのですが(笑)
ティーンズ文庫とほぼ同じ意味で小生は使ってます…どっちにしろ、細かい話はカンベン!
何か特別な、あるいは差別的な意味で使ってるワケではないです、はい。

そりゃ、何でもありって事だろう。
とは言え…ここまで「あり」とは思ってなかったよ…純粋好意的意味で。



ニャル子さん…彼女は一体何者なのか?

―ああ、物語の内容はボーイ・ミーツ・ガールの一言でよろしいかと思う。
萌えシチュのバラまきかたは可もなく不可もなく…まあまあってとこか。
(ワシはもっとアザトくても許容できますぜ?)

しかーし、この作品の魅力はヒロインの来歴にある。
このヒロイン…ニャル子さんは…ナイアルラトホテップなのだ!
(ちなみにこの邪神名に反応できないよ―では魅力激減である。
 よくまあ、こんなニッチなネタを編集も通したもんだと思うが…
 いや、実はクートルフってワシが思うより著名なのか?)
まあ、なにせ無貌の神ですから!
萌え美少女として現れても問題ないわけだが…
そういや、電撃文庫には「唯一神は全知全能=究極の萌え美少女」という論をぶつセラフがおったな。

とにかく、やってることはフツーにラブコメなのだが、ヒロインがナイアルラトホテップだと言われるだけで異様に親近感が沸く。
なんでさ。
口絵にも出てるので言ってしまうが、終盤ではライヴァルのクトゥグアも登場しホンマにカオス。
しかも…このクトゥグア、百合属性投下済み。
クートルフ神話体系広しと言えど…無表情百合キャラのクトゥグアって初じゃないかなー…わはは。
(←諦め顔で。)

まあ、ツッコミ所は山ほどあるが、こういう悪ノリは大好きだ!
次回作では是非とも某風の神(ダーレス版な?)を登場させていただきたい…メガネっ娘で!
ダーレス版四大元素説に従って(笑)スク水のクートルフ、無表情百合系のクトゥグア、メガネっ娘病弱系のハスター、ほえほえお姉さん系のツァトゥグアと四大萌え邪神大進撃とかどうよ?

まあ、三国志、新撰組などの歴史モンが萌えに侵食されて久しいが、遂にクートルフまで!
こうなったら、原点(?)に帰って萌え北欧神話とか萌えケルト神話とか誰かやらんかね?
ロキって今の言葉で言うとツンデレだと思うのだが!