2019年8月30日金曜日

すげえ!ラメラ―アーマーってこう作るんだ!(昭和TRPG脳)

いや、図絵では実感できないことってありますよね。
実物を見ると「ああ!」って思うっていうか。

東京国立博物館 親と子のギャラリー 日本のよろい!
見てきましたー!
その名の通り、親子で見る事を想定されていて、とにかく分かりやすく、実際的で、結果として面白い!これ、シリーズなんですかね…歴史が好きなお子さんは是非とも連れて行ってあげてほしいと思います。

んで、タイトルと前文のはコレ↓でして
うーん、画像だとわからないんですが、小札に糸を通して→重ねて→漆を塗るみたいな工程が実物で説明されているのですよ。(漆は最後に上から塗るんですね。)
小札にも色々な種類があるとか、ホント目からウロコ。
あと日本の鎧の特徴として、金属、革、布、紙など、様々な材料が使われていて、必然的に多様な職人の技術の集合体となった、みたいな記述があって、これもなるほどですよね。大鎧の胴には弓の弦が引っ掛からないような工夫をしてあるとか、こういうディティールの知識に萌えるたちなので、なかなかに刺激的でしたよ。
1Fには鎧を体験してみる的なコーナーもあって、博物館、やるじゃん!(ぐっ!)と心からの賛辞を贈りたいです。教養はこうやって育てていくもんなんだよねぇ。

余談ですが、高校時代に小道具(衣装?)で大鎧を作ったことがありまして、少ない資料で妄想しつつ、紙とガムテープとベニヤ板を駆使してなんとかでっち上げたのですが…
それ以来、鳩尾の板、栴檀の板と言われると「ぴくっ」と反応してしまうんですが、当時の妄想より全然大きいんですよねー↑
実際に着てくれた役者さん(先輩)は「鎧班」(ワシともう一人)を褒めてくれたんですが、心残りっちゃ心残りで…ううむ、やっぱ資料だけじゃ実感はできないもんなんだなぁ、というと所で前文につながったな(笑)