2009年8月1日土曜日

「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」感想

はい、実わ観てきてスグ書いてます(笑)
未見の方に変な影響を与えないようにちょっと間を置いて公開しますぜ。

↓以下「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」の内容に触れます↓

観ながら感じていた感情の一つ目は、
「エヴァをもう一度見てるんだなぁ…」という喜びである。
序も最高に良かったのだが、やっぱアスカが出てくるとなれば感動もひとしお。
ホントにアスカ好きなんだなぁ…。
同時にこみ上げてくるのが、
「こうなってほしかったんだよぉ…」というこれまた喜び。
シンジが、レイが、アスカが、ミサトが…「あの時」は言ってくれなかった一言を言ってくれる!
そんな感じ。
(いや別に予想してたとか当事から考えてたとかそういう事ではなく。)
ぶっちゃけ、ヴィジュアルノベル別ルートに入った的感動ですな。
これがTV版でいうトコの「奇跡の価値は」辺りまで続く。

んで、アスカとレイの「エレベーター」シーン辺りからこみ上げてくるのが、
「あー、やっぱアスカの事は誰も助けてくれないんだなぁ…」ってな切なさ。
やっぱりアスカは一人で行ってしまうのだ。
誰も頼らずに…。
しかし、コレはレイの変わりにヒロインになってほしいということではなく、
「それでこそアスカだよなぁ…」という誇らしい(←妙な表現だが)感情と表裏一体のものなのである。
アスカは、たった一人で戦うからこそのアスカなのだ。
そこが好きなのだ…っつーことがようやく分かった。(十年越しでなw)

―に、してもミサトさんへの「最後の」電話は泣ける。(予想ついてるだけに。)
してみると、かつてのエヴァでは、あの程度の優しい台詞すらアスカに誰一人言ってないんだということに気づいて…より愛が増した(笑)

あとはまあ、物語的に素晴らしいのでおとなしく次を待っていようという感じか。

それにしても…アスカは帰ってきた。
つらつらと思い出すのは「シト新生」を観に言ったとき事である。
同行者が一様に「なんという未完成!」(今風に言えばw)と憤ってる中、ワシは幸せだった・
アスカが帰ってきたから。
どんなに傷ついても、たった一人戦うアスカの姿を見えたから。
そして、何年か過ぎて、
アスカが帰ってきた。
やっぱり一人で戦って、力つきて倒れた。
しかし、アスカはもう一度帰ってくる。
(予告編で出てたからな!w)
今度こそ、アスカが一人で戦わなくてすむように祈りながら、次を待つとしよう。