2009年3月31日火曜日

ついに完結!



うわー第一巻発売98年かー…長かったなぁ(笑)
んで、ジオブリ95年、エクセル97年なんだよ…「あれが、青春だった。」

青春はどうでもいいのですが(笑)
わたくし、「最高ですね!」とか、頻繁に言うらしくて(自覚ナシ!)
知り合いに「最高がいくつあるんだよ!」とかツッコまれました、わはは。
んで、自分にとっての「最高」ってなによ~とか自問しましてな。
つまるところ、
「自分に他の作品では味わえない感覚がある作品=”最高”」
と定義しました。
自分用語”最高”。
これで”最高”がいくつあっても構わないってスンポーさぁ!
(いや、辞書的国語的には明らかに間違いなんだがな。)

さて、と。
言ってしまおう。
「ヘルシング」は最高です。

特筆すべきはその描写力―個性的かつ強大です。
戦闘シーンもそうなんだけど、キャラクターの台詞と表情が素晴らしい。
とくに表情は…まあ、読んでくださいとしかいいようがないんだけれども(笑)

この作品のキャラクターは強烈に”問い”続けてるように僕には感じられまして、
しかも、その”問い”が自分も常々こねくり回してるモノと似てたりする。
そして、大概は戦いとその結果によって答えが出たように見えるわけなのだけれども。
提示された”答え”に僕は時に泣き、時には考えこみ、
時にはそいつと肩を組んで笑いたいような気持ちに満たされ…
密度の高い読書体験をしましたよ、ホント。

なるほど、
「あれが、青春だった」って事か。

蛇足ながら…やっぱこの作品は大佐でしたな、自分的には。
まあ、あのキャラに憧れたり共感したりするのは社会的にマズイのかもしれないけど(笑)
大丈夫、あそこまで純粋にはなれない…だからこそ、憧れるんだしね。