2019年10月10日木曜日

熊本旅行記4【田原坂編➂】「西南戦争資料館(2)嗚呼ゲベール銃!」

前の記事を読んでみると、入ってすぐ外に出てて(笑)構成下手やな!

さて、改めて資料館を見させていただきます。
ゲベール銃さん!ゲベール銃さんじゃないですか!
幕末のある時期には既に旧式化してたんだけど、一部の商人に一部の藩が「つかまされた」という藩ごとの「差」を出す為のエピソードに必ず出てくるゲベール銃さん!(笑)
言わば幕末小銃界(なんだそれは)のかませ犬枠。いいキャラしてるよね!
まぁ、史実的には”戦国時代の火縄銃”を装備してた藩もあるらしいので、ゲベール銃を装備してるだけましなんだけどね。少なくとも軍制を洋風にしようという意思はあったって事だから…残念ながら知識がなかったワケで。
むむ、何か他人事じゃない気もしてきたぞ(汗)
そして、ゲベール銃さんの次にくるのは…
エンフィールド銃ですね。個人的にはミニエー銃の方が馴染み感ありますが。
まぁ、この二つの名前は一緒だったり、一緒でなかったり色々とあるので、詳しくはリンク先を参照して欲しいのですが、要するに「世界を変えた」銃ですよね。
欧州においては戦列歩兵を滅多打ちにして”戦争のやり方”事態がガラッと変わってしまったわけですから。変わるまでには現場の兵の夥しい犠牲があったわけですが(泣)
さあてどん尻にひかえしは…スナイドル銃
幕末小銃界(だからなんだそれは)のラスボス!何と言っても後装銃ですからね。
「ゲベール銃が○○発撃つ間にスナイドル銃は○○発撃てる。つまり兵力が○○倍になったも同然」という勝ち理論が披露されるという。(それでも負ける時は負けるわけだが。)
「翔ぶがごとく」では(後装銃を使っている政府軍側の強みとして)「伏せたまま装填ができる」「雨中でも装填が容易」などの利点があげられていますね。

展示を見て思ったのは「思ってたよりも長い!」ですね。
再現映像などで何度も見ているはずなのですが、目の前にあると違うなぁと。
あと、西南戦争のコスプレして写真を撮ろう!的なコーナーが別にありまして、
撮影用の小銃が置いてあったのですが、
持ってみると長い&重い!
平日昼間という事で、他のお客さんがいなかったのをいいことに、振り向いて撃つ的ゼスチャーを腰だめと肩付けでやってみたのですが…とにかく重かった…(汗)
こんなに加えて他の装備もあるんだもんな…歩くのが早い軍隊は強いってなるほどとおもいましたよ。