2009年4月14日火曜日
やったぁ!第二巻!
発売からズイブン空いちまったが…いやだって職場の配本1冊だったんですよ!
(マサカカエシテナイヨナ…ラキラキラキ…)
さすがに気づかないって!どうなってんだトー○ン野郎め!
(まーアンソロ扱いになってんだろうけどな。ウチはお堅いターミナル店だし。)
閑話休題と書いてそれはともかく、
冴え渡る知性!許婚ってなんだオジサンは許しませんよーっ!”智多星(笑)”氷室鐘!
こ、この頬の熱さはなんだーっ?”昭和が遺した良心”三枝由紀香!
その暴走は誰にも止められない!四次元へっぽこ…じゃなくて!”黒豹”薪寺楓!
原作との架け橋(爆)!オチに困ったらこの人の出番だ!”いじられて可愛いは正義!”美綴綾子!
と、まあ、相変わらずが嬉しい三人組+αにくわえ、
キャラマテは基本図書デスヨ?クールな眼差しが萌える”ミステリアス”沙条綾香!
ついに原作正ヒロインが登場だ!水着もあるよ!(魔術はないよ!)”鉄壁の完璧超人”遠坂凛!
―の二人を加えて絶好調の第二巻。
いや、ホント好い調子なんだよ…こういうタイプの作品ひっぱれるって磨伸さんスゲー!
つーか、今回は遠坂凛が良いですね~!(萌)
考えてみれば本編はシロウ視点&凛本人視点が多いため、「猫をかぶってない凛」がほとんどなんですよね。
”日常”の視点からみる凛ってこんな感じなんだーと思わせる磨伸さんの技量に脱帽です。
なんかねー、気が付くと優しい目つきで読んでるんだよ…「なぁんだ、遠坂ちゃんと溶け込んでるじゃん」(微笑み)ってな感じで。
私的には憩いのオアシスとも言うべき磨伸さんワールド。
素晴らしい台詞の数々は…あえて引用自重します!
本編終わった方はゼヒ読んで!
え? 男キャラ?
んーと、後藤劾以は健在デスヨ?
2009年4月7日火曜日
”変身”
―の魅力って何だと思います?
一つには”力”ですよねー、無力な人間が超常の存在に変わって世界の悪意に立ち向かう。
むう、燃える。
でも、それだけじゃなくて…文字通り、”変わる”ことの魅力ってあると思うんですよ。
気弱なケントと毅然としたスーパーマン。
優しい流浪人と冷酷な抜刀斎。
普段とは違う面を見ることによってより深くキャラクターを好きになっていく、そんな感じ。
そんな二つの”変身”の魅力にあふれた作品です。
謎の怪物に襲われる市民。
駆けつけた正義の味方は…二人?
生真面目で融通が利かない宇宙刑事風ヒーロー、天空特警アヴァロン。
蓮っ葉で遠慮がない、元気いっぱい暴走気味ヒロイン、美少女天使パレストリーナ。
うわあっ!正反対どころか世界観にもつながりがないっ!
(あ、作品世界的裏づけはちゃんとあります。破綻のない設定ですよ、マジで。)
凸凹コンビというに相応しい二人が協力…協力?
…うん、協力しながら悪と戦うという正統的特撮風ストーリー。
んで、キモはこのヒーロー&ヒロインの正体なんですけど、
(あ、原作でもすぐに明かされるんでご安心を。)
マジメなアヴァロンの正体はヒネた不良少年。
お転婆なパレストリーナの正体は生真面目な生徒会長しかも大財閥のお嬢様。
しかも二人はクラスメートで互いに「正義の味方」をしていることは知らない、と。
美味しい!
なんて美味しいシチュエーション!
これだけでワクワクなのですが、シチュの面白さだけではなく、状況に向かい合っていくキャラクターの描写もオーソドックスながら細やかで、絵もそうなんですけど、丁寧で誠実な作品という印象を受けます。
大好きなんですよ、こういうマンガ。
あらゆる意味で好き、ラヴ、ジュテーム!
作者の竹山祐右さんはスパロボのアンソロで何度か名前を見て気になってたんで表紙買いしたんですけど、大正解でしたね!
んで―、2007年に一巻が出版された作品をなんでいまさら紹介するのかと言うと!
三巻で終わってしまったんですよ!(掲載Web誌休刊のため!)
売れて欲しいなーでもきっと売れるよなーだから見守ってよーとか思ってた矢先の悲劇。
激後悔超懺悔。
微力&今更ながら紹介させていただきます。
あ、ストーリーはちゃんと着地してます!
むしろラスト一冊は感動!しかも萌え!
書店で見かけたら即買い推奨!
(たぶんすぐ品切れ重版未定になる!)
「我が為に 誰が為に 愛すべき世界の為に
”CHILDREN OF THE NEW CENTURY"」
(LAST PHASEのタイトル。)
眩しいなぁ。
一つには”力”ですよねー、無力な人間が超常の存在に変わって世界の悪意に立ち向かう。
むう、燃える。
でも、それだけじゃなくて…文字通り、”変わる”ことの魅力ってあると思うんですよ。
気弱なケントと毅然としたスーパーマン。
優しい流浪人と冷酷な抜刀斎。
普段とは違う面を見ることによってより深くキャラクターを好きになっていく、そんな感じ。
そんな二つの”変身”の魅力にあふれた作品です。
謎の怪物に襲われる市民。
駆けつけた正義の味方は…二人?
生真面目で融通が利かない宇宙刑事風ヒーロー、天空特警アヴァロン。
蓮っ葉で遠慮がない、元気いっぱい暴走気味ヒロイン、美少女天使パレストリーナ。
うわあっ!正反対どころか世界観にもつながりがないっ!
(あ、作品世界的裏づけはちゃんとあります。破綻のない設定ですよ、マジで。)
凸凹コンビというに相応しい二人が協力…協力?
…うん、協力しながら悪と戦うという正統的特撮風ストーリー。
んで、キモはこのヒーロー&ヒロインの正体なんですけど、
(あ、原作でもすぐに明かされるんでご安心を。)
マジメなアヴァロンの正体はヒネた不良少年。
お転婆なパレストリーナの正体は生真面目な生徒会長しかも大財閥のお嬢様。
しかも二人はクラスメートで互いに「正義の味方」をしていることは知らない、と。
美味しい!
なんて美味しいシチュエーション!
これだけでワクワクなのですが、シチュの面白さだけではなく、状況に向かい合っていくキャラクターの描写もオーソドックスながら細やかで、絵もそうなんですけど、丁寧で誠実な作品という印象を受けます。
大好きなんですよ、こういうマンガ。
あらゆる意味で好き、ラヴ、ジュテーム!
作者の竹山祐右さんはスパロボのアンソロで何度か名前を見て気になってたんで表紙買いしたんですけど、大正解でしたね!
んで―、2007年に一巻が出版された作品をなんでいまさら紹介するのかと言うと!
三巻で終わってしまったんですよ!(掲載Web誌休刊のため!)
売れて欲しいなーでもきっと売れるよなーだから見守ってよーとか思ってた矢先の悲劇。
激後悔超懺悔。
微力&今更ながら紹介させていただきます。
あ、ストーリーはちゃんと着地してます!
むしろラスト一冊は感動!しかも萌え!
書店で見かけたら即買い推奨!
(たぶんすぐ品切れ重版未定になる!)
「我が為に 誰が為に 愛すべき世界の為に
”CHILDREN OF THE NEW CENTURY"」
(LAST PHASEのタイトル。)
眩しいなぁ。
2009年3月31日火曜日
ついに完結!
うわー第一巻発売98年かー…長かったなぁ(笑)
んで、ジオブリ95年、エクセル97年なんだよ…「あれが、青春だった。」
青春はどうでもいいのですが(笑)
わたくし、「最高ですね!」とか、頻繁に言うらしくて(自覚ナシ!)
知り合いに「最高がいくつあるんだよ!」とかツッコまれました、わはは。
んで、自分にとっての「最高」ってなによ~とか自問しましてな。
つまるところ、
「自分に他の作品では味わえない感覚がある作品=”最高”」
と定義しました。
自分用語”最高”。
これで”最高”がいくつあっても構わないってスンポーさぁ!
(いや、辞書的国語的には明らかに間違いなんだがな。)
さて、と。
言ってしまおう。
「ヘルシング」は最高です。
特筆すべきはその描写力―個性的かつ強大です。
戦闘シーンもそうなんだけど、キャラクターの台詞と表情が素晴らしい。
とくに表情は…まあ、読んでくださいとしかいいようがないんだけれども(笑)
この作品のキャラクターは強烈に”問い”続けてるように僕には感じられまして、
しかも、その”問い”が自分も常々こねくり回してるモノと似てたりする。
そして、大概は戦いとその結果によって答えが出たように見えるわけなのだけれども。
提示された”答え”に僕は時に泣き、時には考えこみ、
時にはそいつと肩を組んで笑いたいような気持ちに満たされ…
密度の高い読書体験をしましたよ、ホント。
なるほど、
「あれが、青春だった」って事か。
蛇足ながら…やっぱこの作品は大佐でしたな、自分的には。
まあ、あのキャラに憧れたり共感したりするのは社会的にマズイのかもしれないけど(笑)
大丈夫、あそこまで純粋にはなれない…だからこそ、憧れるんだしね。
2008年6月30日月曜日
ウェルカム!氷室ワールド♪
いやー、笑った笑った。
久方ぶりに腹を抱えて笑ったとも!
外で読むのはマズイかもなのだがもう我慢できなかったー!
…周囲の見知らぬ方々スイマセヌ。
でも、人畜無害だからネ!←現実に興味ないから(爆)
このギャグの冴えはどうよ!
テンポが凄くいいんだな~、四コマにして正解って感じです。
さらに、ニッチなネタのスパイスが上手く効いています。
ネタの深浅によって挿入する場所をちゃんと選択してるのは高感度アップ。
素人さんでも大丈夫…じゃないかな、わはは。
まあ、完全属性外の人間は読まない本だろうけどな(笑)
オタクってなんだ?
―ってぇのは回答不可能な問いの類ではあるんだけど、一つには、
「行間を埋める力」が一つに試金石であろうとは思うのですよ?
作品に描かれない部分がどうなっているのか…
それを想像するのを愉悦とするイキモノ、それがオタクなのではないか、と。
ぶっちゃけ人類ナントカ計画噺そっちのけでマヤちゃん百合萌え~とか言ってるのがオタク、
というニュアンスのことが言いたいのだが、どうか?
(ちなみに小生アスカ信者)
その意味でいえば、磨伸映一郎殿は至高のオタクであると言える。(究極でも良い。)
むしろ超オタク、いやそれすら超えた至極オタクと言っても過言では、ない!(言い切った!)
本編では脇役…つか、ぶっちゃけモブでしかない三人のキャラクターに新たな命を吹き込んだ手腕と、何より愛に心から敬意を表し…もう一回笑わせてもらうわ!
あと、なにげに氷室嬢に萌えシーン多いのは…やっぱ愛だから、な。
蛇足ながら購入が遅くなったことを懺悔しとくのである。
だってー本誌買ってるもんでー(笑)
久方ぶりに腹を抱えて笑ったとも!
外で読むのはマズイかもなのだがもう我慢できなかったー!
…周囲の見知らぬ方々スイマセヌ。
でも、人畜無害だからネ!←現実に興味ないから(爆)
このギャグの冴えはどうよ!
テンポが凄くいいんだな~、四コマにして正解って感じです。
さらに、ニッチなネタのスパイスが上手く効いています。
ネタの深浅によって挿入する場所をちゃんと選択してるのは高感度アップ。
素人さんでも大丈夫…じゃないかな、わはは。
まあ、完全属性外の人間は読まない本だろうけどな(笑)
オタクってなんだ?
―ってぇのは回答不可能な問いの類ではあるんだけど、一つには、
「行間を埋める力」が一つに試金石であろうとは思うのですよ?
作品に描かれない部分がどうなっているのか…
それを想像するのを愉悦とするイキモノ、それがオタクなのではないか、と。
ぶっちゃけ人類ナントカ計画噺そっちのけでマヤちゃん百合萌え~とか言ってるのがオタク、
というニュアンスのことが言いたいのだが、どうか?
(ちなみに小生アスカ信者)
その意味でいえば、磨伸映一郎殿は至高のオタクであると言える。(究極でも良い。)
むしろ超オタク、いやそれすら超えた至極オタクと言っても過言では、ない!(言い切った!)
本編では脇役…つか、ぶっちゃけモブでしかない三人のキャラクターに新たな命を吹き込んだ手腕と、何より愛に心から敬意を表し…もう一回笑わせてもらうわ!
あと、なにげに氷室嬢に萌えシーン多いのは…やっぱ愛だから、な。
蛇足ながら購入が遅くなったことを懺悔しとくのである。
だってー本誌買ってるもんでー(笑)
2008年6月25日水曜日
誰がために
何のために戦うのか…その問いは”何のために生きるのか”に収斂する回答不可能な問いに他ならない。しかし、人は問わずにいられない。いつ、どこにおいても。
「俺達は何のために今まで戦ってきたんだ…」
はい、思わずシリアスにはじめてしまいましたが、深刻な話題を深刻に語るのは普通にできます。
シリアスな命題を痛快なストーリーで語るところが長谷川裕一作品の良いところの一つで、ワシの大好きなところなんだ…これがな。
長谷川センセが手がける”ガンダムもの”の一つです。
主人公はMSVのジョニー・ライデン。
オフィシャルの行間に紡がれるストーリーの妙は流石の一言。
長谷川裕一作品にふれたことのない方の中のガンダム好きには配って歩きたいくらいの一冊です。
読後感はあくまで爽快!なのでご安心を(笑)
それにしても、”ガンダム”の楽しさって、こういうところにあるよなーと、ふらぱんけは思います。
しみじみ。
2008年5月17日土曜日
地獄と現実のはざまを
惨劇に巻き込まれた少年が一冊の本を手にしたとき、恐るべき儀式の幕が上がる。
そして―天使は現臨れた。
『ゾディアックゲーム』
(著:真じろう)
新人、という事で様々に甘さはあるが、ネタとしては大好物である。
死んだはずの少年が「貴方の星座の天秤」と名乗る少女とともに儀式と呼ばれる死のゲームに立ち向かう、という導入。
”ゲーム”の参加者である主人公のライバルや、そのほか使えそうな設定をバラまいて徐々に繋げていく手法は定石どおりだが、追加されてゆく”ルール”がスパイスになって飽きさせない展開になっている。
登場するキャラクターは類型的であるのも”ゲーム”の”ルール”―つまりは作品世界の謎を考える余裕を与えてくれて逆に好感が持てる。
特に、主人公とパートナーの天秤(と書いてリーブラ)は安心して感情移入できるタイプかな。
あらゆる意味で先が楽しみな作品。
(ただし、現状では先物買いになる。)
二巻が試金石になる予感がするな。
そして―天使は現臨れた。
『ゾディアックゲーム』
(著:真じろう)
新人、という事で様々に甘さはあるが、ネタとしては大好物である。
死んだはずの少年が「貴方の星座の天秤」と名乗る少女とともに儀式と呼ばれる死のゲームに立ち向かう、という導入。
”ゲーム”の参加者である主人公のライバルや、そのほか使えそうな設定をバラまいて徐々に繋げていく手法は定石どおりだが、追加されてゆく”ルール”がスパイスになって飽きさせない展開になっている。
登場するキャラクターは類型的であるのも”ゲーム”の”ルール”―つまりは作品世界の謎を考える余裕を与えてくれて逆に好感が持てる。
特に、主人公とパートナーの天秤(と書いてリーブラ)は安心して感情移入できるタイプかな。
あらゆる意味で先が楽しみな作品。
(ただし、現状では先物買いになる。)
二巻が試金石になる予感がするな。
2008年5月12日月曜日
シンシア ザ ミッション 第八巻
「魅力的なキャラクター」
フィクションを評する時、必ずお目にかかる表現である。
もちろん僕も「魅力的なキャラクター」が大好きだし、日々、そういったキャラクターに出会うために本を読みつづけている。
では、キャラクターの魅力とは何だろうか?
僕としては、作中での行動であり、表情と台詞を通して表現される感情だと思う。
Cynthia the mission 8
( 高遠るい/著)
-は、その二つを兼ね備えた魅力的なキャラクターが活躍するコミックである。
香港マフィアの殺し屋として育てられた少女・シンシアの苦悩と成長を描く格闘漫画。
-なのだが、主人公・シンシアの苦悩は切なくも、深い。
また、本編は群像劇として展開しており、個々のキャラクターが「ヒトを殺してはイケナイの?」という単純な問いに言葉だけでなく、行動と闘いをもって答を模索していく姿は、時に残酷だが、その分、美しく、迫真の鋭さがある。
また、それを表現する台詞と表情が印象的で…って、引用したいくらいなのだが、それも無粋なのでやめる。血まみれ挌闘が苦手でなければ是非お読みいただきたい。
さて、既読の方々へ…8巻の見所だが。
邪眼VS柔術!
復讐の念に燃える視線が呪術師を撃つ!がんばれ紫水センセ!(←ひいきキャラ)
戦いは進み、宝凌羽が、シベールが…そしてシンシアが戦場に立つ。
「ま…まけないぞ…」
そして、少女の思いが、奇跡を起こす。
「ギリギリ間に合ったというワケね…」
…え?あのヒト?いや…あの御方は大将なので謎のままでちゅー♪(笑)
(出番ないわけじゃないよ、うん。)
フィクションを評する時、必ずお目にかかる表現である。
もちろん僕も「魅力的なキャラクター」が大好きだし、日々、そういったキャラクターに出会うために本を読みつづけている。
では、キャラクターの魅力とは何だろうか?
僕としては、作中での行動であり、表情と台詞を通して表現される感情だと思う。
Cynthia the mission 8
( 高遠るい/著)
-は、その二つを兼ね備えた魅力的なキャラクターが活躍するコミックである。
香港マフィアの殺し屋として育てられた少女・シンシアの苦悩と成長を描く格闘漫画。
-なのだが、主人公・シンシアの苦悩は切なくも、深い。
また、本編は群像劇として展開しており、個々のキャラクターが「ヒトを殺してはイケナイの?」という単純な問いに言葉だけでなく、行動と闘いをもって答を模索していく姿は、時に残酷だが、その分、美しく、迫真の鋭さがある。
また、それを表現する台詞と表情が印象的で…って、引用したいくらいなのだが、それも無粋なのでやめる。血まみれ挌闘が苦手でなければ是非お読みいただきたい。
さて、既読の方々へ…8巻の見所だが。
邪眼VS柔術!
復讐の念に燃える視線が呪術師を撃つ!がんばれ紫水センセ!(←ひいきキャラ)
戦いは進み、宝凌羽が、シベールが…そしてシンシアが戦場に立つ。
「ま…まけないぞ…」
そして、少女の思いが、奇跡を起こす。
「ギリギリ間に合ったというワケね…」
…え?あのヒト?いや…あの御方は大将なので謎のままでちゅー♪(笑)
(出番ないわけじゃないよ、うん。)
2008年5月4日日曜日
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(コミック)
この本のあらすじを人に説明したときのことである。
「異常」「ひどい」「ありえない」そんな感じの言葉が出たのをよく覚えている。
そうだろうか?
このストーリーにあるのは”ありふれた不幸”で―。
まるで自分の事を書かれてているような無様な錯覚さえ―。
僕は覚えていたのだが。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
原作:桜庭一樹/漫画:杉基イクラ
母子家庭、そして兄は”神の視点”をもった「ひきこもり」。
中学を卒業したら自衛隊に入ると決めている少女、山田なぎさ。
一世を風靡したミュージシャンの父、豪華な犬小屋のある邸宅。
「ぼくは人魚なんです」そう自己紹介した転校生、海野藻屑。
二人が過ごした夏の日々の物語―。
2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹の出世作を『Variante』の杉基イクラが漫画化した作品。
杉基イクラの繊細なモノトーンは桜庭一樹の世界を表現するのに最適なのかもしれない。
小説から漫画へ、あるいは漫画からアニメへ、アニメからゲームへ。
別の表現への変換は今や日常的に行われているが、これほど原作の雰囲気を残している作品は希にしか見れないと思う。
原作が好きで、コミカライズを敬遠している方へ。
―その気持ちは理解できるが―この作品は是非手にとって見てほしい。
もちろん、それだけではコピーにしかならないのだが、漫画という表現形式を生かして、原作では語り得なかった部分を補完する手腕も流石で、息が止まるようなキャラクターの表情がいくつもあった。
特に、海野藻屑のキャラクター性には杉基イクラのセンスが濃く反映されてるように思う。
やや極端な言い方をすれば、これは桜庭一樹と杉基イクラの合作になっているのでないだろうか。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」に対して僕の感じる魅力は、自分に共通する世界観と、そこに生きるキャラクター達の自分にはない歩み方にある。
僕たちは、一人で、世界に対して無力で、しかし、世界は厳然として存在している。
僕たちにできることは、きっと生き抜くことだけなのだということ―
これは別に警句ではない。詩でも歌でもない単なる事実である。
―できることなら、山田なぎさの様に、海野藻屑の様に生きたい。
きっと僕は、そう思ってこの本を閉じるのだ。
「異常」「ひどい」「ありえない」そんな感じの言葉が出たのをよく覚えている。
そうだろうか?
このストーリーにあるのは”ありふれた不幸”で―。
まるで自分の事を書かれてているような無様な錯覚さえ―。
僕は覚えていたのだが。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
原作:桜庭一樹/漫画:杉基イクラ
母子家庭、そして兄は”神の視点”をもった「ひきこもり」。
中学を卒業したら自衛隊に入ると決めている少女、山田なぎさ。
一世を風靡したミュージシャンの父、豪華な犬小屋のある邸宅。
「ぼくは人魚なんです」そう自己紹介した転校生、海野藻屑。
二人が過ごした夏の日々の物語―。
2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹の出世作を『Variante』の杉基イクラが漫画化した作品。
杉基イクラの繊細なモノトーンは桜庭一樹の世界を表現するのに最適なのかもしれない。
小説から漫画へ、あるいは漫画からアニメへ、アニメからゲームへ。
別の表現への変換は今や日常的に行われているが、これほど原作の雰囲気を残している作品は希にしか見れないと思う。
原作が好きで、コミカライズを敬遠している方へ。
―その気持ちは理解できるが―この作品は是非手にとって見てほしい。
もちろん、それだけではコピーにしかならないのだが、漫画という表現形式を生かして、原作では語り得なかった部分を補完する手腕も流石で、息が止まるようなキャラクターの表情がいくつもあった。
特に、海野藻屑のキャラクター性には杉基イクラのセンスが濃く反映されてるように思う。
やや極端な言い方をすれば、これは桜庭一樹と杉基イクラの合作になっているのでないだろうか。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」に対して僕の感じる魅力は、自分に共通する世界観と、そこに生きるキャラクター達の自分にはない歩み方にある。
僕たちは、一人で、世界に対して無力で、しかし、世界は厳然として存在している。
僕たちにできることは、きっと生き抜くことだけなのだということ―
これは別に警句ではない。詩でも歌でもない単なる事実である。
―できることなら、山田なぎさの様に、海野藻屑の様に生きたい。
きっと僕は、そう思ってこの本を閉じるのだ。
2008年4月28日月曜日
Fate/klaidliner プリズマ☆イリヤ
今日読んだ本の中で特別心に残った一冊がある。
『Fate/klaidliner プリズマ☆イリヤ』
漫画・ひろやまひろし/原作:Fate/stay night(TYPE MOON)
企画原案:TYPEMOON
である。
一読して言葉もなかった。
すばらしい!時代はここまで来たのかと嬉しくなる。
内容を一言で紹介するならFate/stay nightのスピンオフコミック、ということになるのだろうが、このブッ飛び様はどうだ?
カレイドステッキが紆余曲折を経て「アインツさん家のイリヤさん」の手に渡り、街の平和を脅かす謎の暴走黒化サーヴァントと戦う―同人誌かよ!と笑顔で突っ込むボク(笑)
まあ、あのイリヤが・・・イリヤが笑顔でシロウと一緒に暮らしている様を見れるだけでもボクは満足でちゅー・・・イリヤ、どうか、いつまでもいつまでも幸せに・・・あれ?戦ってる?! (笑)
冗談はさておき、スピンオフとしてはキャラクターの扱い、設定の遊びなど、程よい加減でよくまとまっていると思う。手堅い、と表現しても良いのではないだろうか。
さっき、「ブッ飛び・・・」などと評しておいて、何を・・・とも思うが。
さらに一冊の本として、だけでない価値がある。
アンソロジーやコミカライズではなく、スピンオフ作品が単体アイテムとして出版される、それも(こう言っては何だが)著名な作家によるものではなく、である。
例えば、手塚治虫作品の翻案を浦沢直樹が書いたものが出版されるのは必然であろう。
教養とは一面で原典を引く能力である。
それはとりもなおさず、(少なくともある階層において)原典が共有されている事の現れであり、一つの成熟した文化が存在することの証でもある。
オタクというものが時代の生み出した酔狂ではなく、時を経て、文化として共有されていく。
幾星霜か後、未来の志士達は月旦にFate/stay nightを使うのかもしれない。
「かの男は、シロウの誠実さと、ランサーの洒脱を二つながら持っているような人物だ」などと。
無論、これは妄想にすぎず、他の良識あるFate/stay nightファンにとっては迷惑な仮定でしかないかもしれない。しかし、少なくとも、「Fate/stay nightが終わっても、誰かがそれを繋いでいく。」この事実は、全てのFate/stay nightファンにとって喜ばしいことではないだろうか?
もちろん、Fate/stay nightが終わったかどうかは僕ごときが判断するようなことではない。
あるいは、正当続編があるのかもしれない。
それを期待する感情とは別の話として理解されたい。
まあ、相変わらず偉そうな事を綴っているが、僕にとってこの作品の価値の根源はイリヤが笑っていることにある。
時と場所が違えば、こんなにも楽しそうに笑えるのだ。
その事を思い、Unlimited Blade Worksのあの場面とか、Heaven's Feelのその場面を想うとき、涙すら零れてくるのである。
オタクとしての僕が、この評を締めくくる言葉は一つ
がんばれ!魔法少女プリズマ☆イリヤ!
『Fate/klaidliner プリズマ☆イリヤ』
漫画・ひろやまひろし/原作:Fate/stay night(TYPE MOON)
企画原案:TYPEMOON
である。
一読して言葉もなかった。
すばらしい!時代はここまで来たのかと嬉しくなる。
内容を一言で紹介するならFate/stay nightのスピンオフコミック、ということになるのだろうが、このブッ飛び様はどうだ?
カレイドステッキが紆余曲折を経て「アインツさん家のイリヤさん」の手に渡り、街の平和を脅かす謎の暴走黒化サーヴァントと戦う―同人誌かよ!と笑顔で突っ込むボク(笑)
まあ、あのイリヤが・・・イリヤが笑顔でシロウと一緒に暮らしている様を見れるだけでもボクは満足でちゅー・・・イリヤ、どうか、いつまでもいつまでも幸せに・・・あれ?戦ってる?! (笑)
冗談はさておき、スピンオフとしてはキャラクターの扱い、設定の遊びなど、程よい加減でよくまとまっていると思う。手堅い、と表現しても良いのではないだろうか。
さっき、「ブッ飛び・・・」などと評しておいて、何を・・・とも思うが。
さらに一冊の本として、だけでない価値がある。
アンソロジーやコミカライズではなく、スピンオフ作品が単体アイテムとして出版される、それも(こう言っては何だが)著名な作家によるものではなく、である。
例えば、手塚治虫作品の翻案を浦沢直樹が書いたものが出版されるのは必然であろう。
教養とは一面で原典を引く能力である。
それはとりもなおさず、(少なくともある階層において)原典が共有されている事の現れであり、一つの成熟した文化が存在することの証でもある。
オタクというものが時代の生み出した酔狂ではなく、時を経て、文化として共有されていく。
幾星霜か後、未来の志士達は月旦にFate/stay nightを使うのかもしれない。
「かの男は、シロウの誠実さと、ランサーの洒脱を二つながら持っているような人物だ」などと。
無論、これは妄想にすぎず、他の良識あるFate/stay nightファンにとっては迷惑な仮定でしかないかもしれない。しかし、少なくとも、「Fate/stay nightが終わっても、誰かがそれを繋いでいく。」この事実は、全てのFate/stay nightファンにとって喜ばしいことではないだろうか?
もちろん、Fate/stay nightが終わったかどうかは僕ごときが判断するようなことではない。
あるいは、正当続編があるのかもしれない。
それを期待する感情とは別の話として理解されたい。
まあ、相変わらず偉そうな事を綴っているが、僕にとってこの作品の価値の根源はイリヤが笑っていることにある。
時と場所が違えば、こんなにも楽しそうに笑えるのだ。
その事を思い、Unlimited Blade Worksのあの場面とか、Heaven's Feelのその場面を想うとき、涙すら零れてくるのである。
オタクとしての僕が、この評を締めくくる言葉は一つ
がんばれ!魔法少女プリズマ☆イリヤ!
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