2019年9月30日月曜日

熊本旅行記2【田原坂編①】「とりあえずGoogleマップさんに頼る」

さて、何で熊本に行こうと思ったのかって、田原坂に行きたかったのですよ。
西南戦争最大の激戦地。
司馬遼太郎に傾倒し、年末時代劇で毎年涙していた自分としては、是非行ってみたいと思っていた史跡でして…城山五稜郭は若い頃に行ったしな。
特定の”建物”とかではなく、地形というか、地名というか…そんな史跡っていうのを自分の足で歩いて、何事かを感じたいというのが今回の最大の目的であります。
あとは、話を聞かないけど地図も読めない男なので、観光バスが止まる様な史跡以外は避けてきたというのがあるのですが、今はGoogleマップさんがいる!

と、言うわけで、JRの田原坂駅に降り立ち(人生二回目くらいの無人駅にビビりつつ)早速Googleマップさんにお伺いを立てる。
…ほほう、「田原坂」と着く地名(?)が結構あるな。(スクショは?w)とりあえず、ここから近そうな「田原坂公園」を目指すか!マップさん、ナビよろしく~

おお、田原坂の文字(看板)が!よしよし、方向音痴であろうとも歩き回れるとは良い時代になったものだ。ケンシロウ、Googleマップさんはいいぞ!

などと調子良く歩いていたのも束の間
坂…というか、山ですよね、コレ。(例によって分かりにくい写真ですが)
まぁ考えてみれば当たり前なんですが、あと、普通の人にとっては舗装もされてるし大したことないのかもだけど…半引き籠りのオッサンにはツライ!
帽子や水の用意もなかったのがホントに頭悪い。ン十年ぶりに脇腹が痛くなるほど歩きましたわ…坂道ーのぼれー泣かずにー登れ―…それ田原坂の歌ちゃうし…(錯乱)
公園にたどり着くと、駐車場に自動販売機があったので、アクエリアスを購入。
ひゃっはー!水だー!(かぶってはいない。)ようやく人心地ついて、観光開始!

まずはシンボル「田原坂美少年像」。
周辺の雰囲気とあいまって、背筋が伸びるような気分になりました。
やはり、聞くと見るとは大違いという事でしょうか。
像と碑に手を合わせ、御挨拶を。お邪魔します。
とても恐れ多くて写真には取れなかったのですが、一輪だけ彼岸花が咲いていました。
こちらは新しい慰霊碑。今でも戦死者の御名前を調べる作業は続いているとの事。
平和な後世に生きている自分にとっては、歴史も余暇の”遊び”にすぎないのですが、それは実際に起こって多数の方が亡くなったという史実と、先人の方々への敬意を忘れる事だけはするまいと思います。

さて、次回は資料館にGOです!